1964年11月16日、イタリア・トリノ生まれ。名門ブルーニ家の出身で、父は作曲家、母はピアニスト。妹はサルコジ仏大統領夫人で元スーパーモデルのカーラ・ブルーニ。幼い頃に一家でイタリアからパリに移住、イタリア語とフランス語に堪能で、両国の映画作品に数多く出演している。映画デビューは、パトリス・シェロー監督作「Hotel de France」(87)。『おせっかいな天使』(93/ロランス・フェレイラ=バルボザ監督)でセザール賞若手女優賞、ロカルノ映画祭女優賞を受賞し、フランソワ・オゾン監督『ふたりの5つの分かれ路』(04)でヴェネチア映画祭女優賞を受賞。本作『人間の値打ち』ではイタリアのアカデミー賞とされるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優賞、トライベッカ映画祭主演女優賞を受賞し、ヨーロッパ映画賞女優賞にノミネートされた。そのほか出演作に、『ネネットとボニ』(96/クレール・ドゥニ監督)、『嘘の心』(99/クロード・シャブロル監督)、『ぼくを葬る』(05/フランソワ・オゾン監督)、諏訪敦彦監督による日仏合作映画『不完全なふたり』(05)、『プロヴァンスの贈り物』(06/リドリー・スコット監督)、『華麗なるアリバイ』(08/パスカル・ボニゼール監督)、『ローマに消えた男』(13/ロベルト・アンド監督)、『サンローラン』(14/ベルトラン・ボネロ監督)など。また監督としても活躍しており、長編デビュー作『ラクダと針の穴』(03)でルイ・デリュック賞新人賞を受賞。カンヌ映画祭「ある視点部門」の審査員賞に輝いた監督2作目の『女優』(06)、カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された監督3作目「Un château en Italie」(13)ではそれぞれ自ら主演、脚本も担当し、演出・演技ともに高い評価を受けた。
1957年1月4日、イタリア・ミラノ生まれ。イタリア映画界を代表する名優の一人。おもな出演作に、『マラケシュ・エクスプレス』(88/ガブリエレ・サルヴァトレス監督)、『アメリカから来た男』(91/アレッサンドロ・ダラトリ監督)、『ブルーノのしあわせガイド』(11/フランチェスコ・ブルーニ監督)など多数。また、イタリア映画のみならず、テオ・アンゲロプロス監督『永遠と一日』(98)、マイク・フィギス監督『HOTEL ホテル』(01)にも出演。 日本未公開の「Un'anima divisa in due」(93)でヴェネチア国際映画祭男優賞を、劇場未公開・映画祭上映作品『聖アントニオと盗人たち』(00)でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞(パシネッティ賞)を受賞。本作『人間の値打ち』で、Italian National Syndicate of Film Journalists最優秀男優賞をファブリツィオ・ジフーニと共に受賞した。 監督でもあり、短篇「Tipota」はヴェネチア国際映画祭FEDIC賞、サンパウロ国際映画祭観客賞を受賞、長編デビュー作の『よせよせ、ジョニー』(07)はゴールデンシーク賞3冠(編集賞、音楽賞、衣裳賞)に輝くなど高く評価された。

1989年9月2日、イタリア・ミラノ生まれ。大学で哲学を専攻する学生で、2000人以上の中からオーディションで選ばれ本作で俳優デビューを飾った。これが初演技とにわかに信じがたいほど、共演の実力派俳優たちにひけをとらない存在感を放ち、見事イタリアのアカデミー賞と称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演女優賞、バリ国際映画祭助演女優賞を受賞した。
1966年7月16日、イタリア・ローマ生まれ。おもな出演作に、『輝ける青春』(03/マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督)、『湖のほとりで』(07/アンドレア・モライヨーリ監督)、『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(12/マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督)などがあり、リドリー・スコット監督、アンソニー・ホプキンス主演の『ハンニバル』(01)にも出演している。本作『人間の値打ち』で、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞、バリ国際映画祭男優賞に輝いたほか、Italian National Syndicate of Film Journalists男優賞をファブリツィオ・ベンティボリオと共に受賞した。

1966年10月22日、イタリア・ナポリ生まれ。イタリア語、英語、フランス語、ギリシャ語に堪能で、イタリア映画「Storia D’Amore」(86/フランチェスコ・マゼッリ監督)でヴェネチア映画祭女優賞を受賞後、1980年代後半にハリウッドに進出し、『レインマン』(88/バリー・レヴィンソ監督)のトム・クルーズの恋人役で一躍注目され、『ホット・ショット』(91-93/ジム・エイブラハムズ監督)シリーズなどのコメディ作品や『リービング・ラスベガス』(95/マイク・フィギス監督)、『彼女を見ればわかること』(00/ロドリゴ・ガルシア監督)などに出演。フランス映画『あるいは裏切りという名の犬』(04/オリヴィエ・マルシャル監督)、イタリア映画『湖のほとりで』(07/アンドレア・モライヨーリ監督)など、ハリウッドからヨーロッパまで多岐にわたって活躍している。「Per Amor Vostro」(15/ジュゼッペ・M・ガウディーノ監督)で2度目のヴェネチア映画祭女優賞を受賞したほか、これまで世界中の映画祭で60を超える賞に輝いた実力派。2014年にイタリア映画祭で日本上映された『ミエーレ』で長編監督デビューをはたし、カンヌ映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞、イタリアのゴールデングローブ賞で新人監督賞を受賞した。
1967年10月20日、イタリア・パレルモ生まれ。医者の家系で、精神科医を目指して医大に進んだが、俳優の道に転向。92年に国立演劇アカデミー、シルヴィオ・ダミーコを卒業後、シェイクスピア作品など数々の舞台に出演。映画デビュー作『ペッピーノの百歩』(00/マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督)で、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演男優賞を受賞し、一躍スターの仲間入りをはたす。その後、ヴェネチア映画祭でヴォルピ杯(男優賞)に輝いたジュゼッペ・ピッチョーニ監督『ぼくの瞳の光』(01)、マルコ・ベロッキオ監督『夜よ、こんにちは』(03)、マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督『輝ける青春』(03)や同じくジョルダーナ監督の『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(12)などに出演。2012年ヴェネチア映画祭で上映された「La Città Ideale」で長編監督デビューし、ヤング・シネマ・アワードに輝いた。

1987年11月12日、イタリア・トリノ生まれ。トリノ・スタービレ劇場の演劇学校で演技を学び、『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(12/マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督)でスクリーンデビュー。「Razza Bastarda」(12/アレッサンドロ・ガスマン監督)でガッリオ映画祭男優賞を受賞。日本ではイタリア映画祭で上映された『待つ女たち』(15/ピエロ・メッシーナ監督)ではジュリエット・ビノシュと共演している。
セレーナ役のマティルデと同様、マッシミリアーノを演じたグリエルモもまた2000人以上の中からオーディションで選ばれた新人で、本作で俳優デビューを飾った。

1956年6月19日、イタリア・ミラノ生まれ。80年代より、数多くのイタリア映画に出演。おもな出演作に、アカデミー外国語映画賞に輝いたガブリエレ・サルヴァトレス監督『エーゲ海の天使』(91)、マルコ・ペロッキオ監督『母の微笑』(02)など。本作のパオロ・ヴィルズィ監督の「Ferie d’agosto」(96)にも出演している。
1956年6月24日生まれ。おもな出演作に、『ニルヴァーナ』(97/ガブリエレ・サルヴァトレス監督)、『人生、ここにあり!』(08/ジュリオ・マンフレドニア監督)など。TVシリーズにも数多く出演。